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耳の遠い方とのコミュニケーション

先日、耳が遠く補聴器をつけている方のお宅に伺いました。耳が遠いことによってなかなか話が通じず、ご本人様も意思の疎通がうまくできず話をすることが億劫になっていると感じました。
耳の遠い方とお互い気持ちよくコミュニケーションを取るためには、ちょっとしたことに気をつけることで改善されます。高齢になってくると高い音が聞こえにくくなります。多くの高齢者は一般的な女性の高い声が聞き取りにくいと言われています。さらに、大きな声で話をすることによって声がもっと高くなりますます聞き取りづらくなると言われています。では、どうすれば耳の遠い方とコミュニケーションが取れるでしょうか。
例えば、コミュニケーションを取るのに、何か特別な事があるわけではありません。まずは、補聴器をつけている方の耳もとでゆっくりはっきりと話かけてみましょう。大きい声で早口で話すよりも聞き取りやすくなると思いませんか?大事な事は、高齢者の目を見て話をすることです。視線を合わせて口を大きく開けてはっきりと話しかけてみる、たったそれだけ、変えることによって意思の疎通がうまくいくかもしれません。その他にも、身振り手振りをしてみたり、文字や絵を書いて伝えるのもいいですね。

耳が遠いと、どうしても周りの人との会話が少なくなりがちですが、それは高齢者にとって寂しいことです。聞き取りにくいので人と会話する事が怖くなっているのかもしれません。そのことが原因となって人に不信感を抱いたり、精神的に不安定な状態に追い込まれてしまうかもしれません。さらに、そういったコミュニケーションによる刺激がなくなることによって、認知症になる可能性が高くなってしまいます。
耳の遠い方と接する時は、利用者様の目を見てゆっくりとその方のペースに合わせてコミュニケーションを取ることが重要だと思います。利用者様の気持ちを完全に理解する事は難しいですが、利用者様の立場に立って、その方の気持ちに共感し話を聞く事によってその方の生活がよりよく、その人らしく生活できるよう支援していきたいと思います。


投稿日: 2016年5月16日
カテゴリー: おもてなし|スタッフブログ|初めて介護をする方へ|訪問介護 | 投稿者: