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食べる事は人生の喜びの1つ。

口から食べるという動作は、消化器だけでなく、視覚、味覚、嗅覚などの五感を刺激し、各部の筋肉など多くの身体機能を使う為、全身に良い影響を与えます。
特に噛む事は、脳を活性化したり、唾液の分泌を促す働きがあります。高齢になっても、出来るだけ口から食べる事を継続していく工夫をすることは、こういった効用があるからなのです。

口から食べるということ
●噛んで味わう
●筋肉を使う
●飲み込む
●料理を目で見る
●脳を刺激する
●かおりを嗅ぐ
●消化する

「嚥下」ってなんだろう?

①人の身体は、食べ物を見て、認知すると唾液や胃液の分泌が盛んになり、食事をするための準備が始まります。

②口に入った食べ物は、噛んで唾液と混ぜ合わされ、味わいながら飲み込みやすい形にまとめられます。

③脳に信号が送られ、反射的にゴックンと飲み込まれます。このとき、健常な人であれば、気道(気管)に食物が入らないように呼吸路が一時、弁で閉じられます。それから食堂の入り口が開いて食堂から胃へ送られます。

食べ物をゴックンと飲み込み、胃に送り込むことを「嚥下」といいます。

「嚥下障害」ってなんだろう?

最近こんなことはありませんか?
●体重の減少
●さらさらしている液体は飲み込みにくく、むせやすい
●気管に入りかかった時に反射的にむせる
●たんが出る
●気管に入りかかっている食べ物が弱い咳をしても出せない
●喉の奥に違和感がある

こんな症状が出てきたら、、、 嚥下障害の疑いがあります

飲み込みにくい状態が続くと食べ物や飲み物が十分に摂れないので、水分や栄養が不足して体力低下につながります。また、食べ物が気管や肺に入ると、窒息や肺炎を起こす事もえるので、嚥下障害を放っておくと危険な状態になります。

●誤嚥
●脱水
●低栄養
●食べる楽しみの喪失

「誤嚥」ってなんだろう?

食べ物が気管に入り込むことによって、窒息や肺炎を招く事があります。これが「誤嚥」とよばれるものです。

●食べ物が口の中でばらけてうまくまとまらない
●飲み込もうとしないのに、口の中の食べ物がだらだらと気管に入り込む
●口の中やのどの神経などが麻痺しているか弱っている
●喉の奥に食べ物が残っている
●気管の入り口が上手く開閉できない

これらを予防して安全においしく食べる為に、、、

●咳払いの練習
食事中にむせてしまった時は、気管に入りかかったものを、咳をして出す事がとても大切です。いざ、というときに咳ができるように、普段から練習しておきましょう!
腹筋の動きを意識しながら咳払いすると、より効果が期待できますよ。

●歯と口の中を清潔にする
何も食べていなくても口の中は汚れが溜まります。雑菌が繁殖したり、就寝時に唾液とともに気管に入る事もあります。食前、食後はできるだけ歯を磨き、日常的に口の中の清潔を保ちましょう。

●食前のお口の体操(ウォーミングアップ)
飲み込みにくくなると、むせやすくなったり、食べる時に緊張して、肩や首にも力が入ってしまいます。両肩を上下させたり、首を軽く回したりしてほぐしたりして口や舌の体操をして、食事を食べるウォーミングアップを心掛けましょう!

●姿勢や食器具に一工夫
私たちが食事をするとき、ベッドに横になったまま食事を摂る人はいないと思います。それと同じで、高齢な方で日中ベッドの上で過ごしている人であっても、上体を起こしてきちんとした姿勢で食事を摂る事が重要です。
しかし、高齢者は筋力の衰えによって握力が落ちてしまっています。そこで、食器に滑り止めシートをつけたり、握りの太さや角度が工夫されたスプーン、ふちが斜めにカットされたコップなどを利用し、できるだけ自分の力で食べられるような工夫しましょう。

このように飲み込みにくい人であっても、食事や調理法に工夫をすることによって、食事が食べやすくなり、食事の楽しみが広がります。
見た目や香り、味付け、適度な温度、歯ざわりについて配慮することも大切です。
料理の彩りや、盛り付けを工夫したり、香りのものを活用したり、食欲を刺激するようなお料理を心がけましょう。


投稿日: 2016年6月21日
カテゴリー: おもてなし|スタッフブログ|初めて介護をする方へ|訪問介護 | 投稿者: