ページの先頭に戻る

使う場所と目的で違う「車イス」選びのポイント

 皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は前回に引き続き車いすの選び方をご紹介いたします。
福祉用具のなかでも杖や車いすは前回のお話のように身体の一部と言っても過言ではありません。
少しでも参考になれればと思います。
今回は引き続き車いすの選び方をご紹介します。

車いすの選び方のポイント

最初にどの様な目的で車いすを使うのか明確にする必要があります。
「歩くことがままならないので使うのか」、「天気がよいときに散歩に連れ出すために使うのか」では選ぶ車いすが違ってきます。利用者本人や家族がどのような生活をしたいのかを考えてください。
 次にどの様なときにどの様な場所で車いすを使いたいのか明確にします。介護者が付き添う場合は介護者が操作しやすいように考えることも必要です。また屋外で使う場合と屋内で使う場合は選ぶときのポイントにもなります。
 家の中で使う場合はベッドから離れるための「移動手段」にしたいのでしょうか、普通のいすでは長く座っていられないため、座り心地のよい「いす」としての機能を重視するのでしょうか。短時間の使用では「操作性」や「機動性」に優れた車いすが好まれます。また車いすを使う場所では必ず使用したい車いすが通れるかどうかを確認します。例えば廊下や部屋の中ではスムーズに通れてもトイレや寝室に入るときにドアにぶつかるかもしれません。段差や家具の配置なども障害となります。実際に動かして確認することが必要です。
次回は家の外で使う場合を紹介します。


投稿日: 2015年12月22日
カテゴリー: スタッフブログ|初めて介護をする方へ|福祉用具|障害者総合支援 | 投稿者:

コメントは受け付けていません。