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福祉用具の「車イス」ができる4つの基本

皆さん「 福祉用具 」と聞いてどのようなイメージを持っているでしょう。
どういった物が福祉用具か知っていますか?・・・車いす、ベッド、杖・・・車いす、ベッド、杖。
一言で福祉用具といってもとても幅広いジャンルが含まれます。
「えっそんな物が」、「えっそんな使い方するの」、「えっそれ普段でも使える~」、「どんだけ~」
大崎ホームヘルプサービスのブログを見て少しでも福祉用具の世界を知ってもらえればと思います。
知って損することなし気長にお付き合いください。
 
               福祉用具の過去と未来

車いすでできること

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「運ぶ」
 車いすは、人を運ぶ道具として使用されることがあります。
美術館などの公共施設や病院への通院、スーパーへの買い物などで短時間、一時的に使用されるものは「人を搬送」するための車いすです。

「移動」する
 座ったまま「移動」できることは、車いすの最大の特徴です。歩行に制限のある人も車いすで移動することにより、生活範囲を広げることができます。車いすによる移動にはバリエーションがあり、自分で駆動して屋外に行く人もいれば、電動車いすを使って外出する人もいます。自分では操作せず介助者に押してもらう人もいます。自分で操作せず介助者に押してもらう人もいるでしょう。自動車に車いすを積んで出掛ける人もいます。
一方、屋内(自宅内)での移動では、屋外と比べて直進する機会は減り、逆に方向転換の機会が増えます。
このように「移動」だけを考えても車いすにできることはさまざまですし、場所や使い方によって車いすに求められることも変わってきます。

「座る」
 ベッド上で長期臥床する悪影響が広く認識され、ベッドから離れて「座る」ための用具としても車いすはずいぶん活用されています。しかし「どのように座っているか?」の検討はまだまだ十分ではありません。
「座位」によって起こることは、良いことばかりでなく、滑り座りなど「不適切な座位」で座ることは身体を緊張させたり、、褥そうの原因になったりします。
 人は身体に合っていない車いすにも座ることができてしまいますが、その場合は「不適切な座位」になりがちです。「座れているから大丈夫」ではなく、「どのように座っているか」の視点を持ち、生活範囲を広げるための第一歩として、まずは身体に合った車いすを選ぶことから始めてみましょう!

「移乗」する
 車いすを活用して、活動的な生活を送るためにも、良い姿勢で座るためにも「移乗」は大切な要素です。車いすには移乗を楽にするための工夫が肘掛けや足置きなどにいくつかありますので、「移乗」の側面からも、利用者に合った車いすを選ぶ必要があります。

aihara


投稿日: 2015年12月7日
カテゴリー: スタッフブログ|初めて介護をする方へ|福祉用具 | 投稿者:

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