地域包括ケアは2005年(平成17年)の介護保険制度改正から始まりました。
2008年(平成20年)の連携の強化、住まいの整備、認知症の対策、2011年(平成23年)には医療と介護サービスの強化が目標になりました。
2014年(平成26年)地域医療介護総合確保法が改正されて構築に取り組み、2025年(平成37年)に向け在宅医療介護連携などの取り組みを本格化しています。
2025年(平成27)を目指して介護、医療サービスの保障を強化し、地域包括支援センターのケアマネージャーを中心(医療では在宅医療連携拠点)とした包括的マネジメントの実現を目標としています。
「地域包括ケアシステム」について、「地域の実情に応じて、高齢者が、可能な限り、住み慣れた地域でその有する能力に応じ自立して日常生活を営むことができるよう、医療、介護、介護予防、住まい及び自立した日常生活の支援が包括的に確保される体制」と定めています。
2025年(平成37年)に向け、地域包括ケアシステムを実現するため、地域だけではなく介護や医療に携わるすべてのものと協力して取り組む事が求められています。